ドミナンとサブミッシブ
結果的に対照的な二匹になったアルヴィンとベリーくん。
アルヴィンは、ドミナンなタイプ。ベリーくんはサブミッシブな(シャイな)タイプである。
ベリーくんが来るまでのしばらくの間、アルヴィンもゆきちゃんが入っていたバリケンで過ごしてもらったりしていた。
同じようにバリケンで過ごさせていると、中から、犬がこちらの様子を見ているわけだが、このとき、目を合わせた場合の対応の違いに、それぞれの個性があるわけだ。
アルヴィンの場合、中からじーっと外を見ていたとき、私と目があえば、延々と目でお話、そんな感じがするほど、目を離さない。うっかりにっこりしたり、ちょっと話しかけたりすれば、体全体、期待がみなぎってきたりもするのだ。(待っててね、と言えば、「しようがないね」という反応もする)アイコンタクトを、愛コンタクトへ、そんなことを君の瞳に乾杯の管理人さんが書いていらしたが、まさにその通り、だと思う。
アルヴィンの場合は出来ている犬だから、と言うこともあるが、これは面白いことに輝くんでも同じ所がある。
輝くん、初めてあったバリケンの中、目をそらさず「あんた怖いんだけど、ここ、知らない所なんだけど、君たち信用ならないんだけど」と、目で訴えていた。だから、私は「大丈夫」と思った。ホントに、その通りだったね。
対するベリーくん。
同じようにバリケンの中で私の動向を常にうかがっている。
すっと、目を合わせる。(穏やかに見つめるのだ)
ボーダーコリーの性質としては、相手の目をじっと見つめる、(だから、ボーダーコリーが、他の犬と折り合いが悪かったり、と言うこともある、とボーダー飼いの人から聞いたことがある>羊は、瞬きせずにじっと相手を見続けるから、それで目をそらしてしまうような犬では使い物にならない、らしい?)と言うところがあるらしい。
それにもかかわらず、目を合わせ続けていられず、すいっと横を向いてしまうのだ。
声をかけてこちらに注目させても、目が泳いでる。
怖いのだ。目を合わせ続けられないほど怖いのだ。
先の記事内の写真、一見アイコンタクトが取れているように見えるけど、アレはまだ、「おやつ」を見ているだけ、と言っても良いかもしれない。おやつ無しで、黙ってみていると、目が泳ぎますよ~、見事に。
まぁ、それほど怖いから、媚びる。取り敢えずの不安を解消しようとして。
これが、一見フレンドリーなベリーくんの正体である。
でも、すでに不安のレベルはめいっぱいだったりするから、そこで「イヤなこと」や、「コワイッ」って言う感情がはいればすぐにボーダーラインを越えちゃう。結果、歯を使っても阻止する、と言うことになってしまうわけだ~。
実を言えば、ちょっとひねているけど、ポン太も同じようなタイプ。
ポン太との経験が、こんなに早く役立つとは思わんかった~(;´・`)>フゥ...
ポイントは咬ませる状況を作らない。うっかり咬ませたとしても、攻撃された、追いつめられた、と思わせないように叱る。この2点だ。ベリーくんの噛みは、まだ防衛反応による噛みまで行ってはいない。どちらかというと、わがままな子犬が、「あにすんだよぉ」と歯を当ててくる形なのだが、体は育っちゃっているからねぇ。
だから、ポン太はベリーくんがだいっ嫌いである。
そっくしだもん、な? ∪' ェ '∪ アハハ
でも、きっちり心が育ってくれば、ポン太より先に行けちゃうね、きっと。
アルヴィンと、同腹のコーティー(左)、2ヶ月弱。
ストロボに反射しているから、よけいきつくなっているかも?だけど、アルヴィンの方が、目力が強いかな?
小さい頃は、アルヴィンの陰から、他のワンコを伺っていたコーティー。今は、良い家庭犬やっているそうです。
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