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ムツさん「犬はどこから・・・そしてここへ」

ひろしまドッグぱーく被害者の会

被害者の会掲示板を見ていたら、物資も募金もしてない人でも、協力できることがありそうな予感です。
私も協力は「しばし見送っていた」人でございますので、ご協力できることがあれば、ご協力したいと切に思っております。

んさて、今日は書評です。

ムツゴロウさんの新刊「犬はどこから・・・そしてここへ」です。
あきる野の東京ムツゴロウ王国、まぁ、近いっちゃー近い、っつーか、そりゃ、子供の頃からムツゴロウさんの番組、楽しみにしてましたよ私だって。一度行ってみたいと思っていますが、何せウチからだと足が不便で・・・・って話しはおいといて。

昨年末から4回にわたって、王国であったティーチインのお話をまとめたものだそうです。

ムツゴロウさんの本は、私はどちらかというと「昔の物が好き」
ムツさん、文学的な物に拘っていらっしゃったようですが、元来SFマニアで、科学雑誌マニアな私には、ちょっと「うん、まぁそれは良いや」だったのでございまして。

それですが、今回の本はむしろ「観察者」としての視点から語られています。
生物学やった人らしい視点ですね。

ご本人も書かれていますが、彼の観察した結果からの推論で、なかなか大胆なお話になってます。これが私には良い感じに「ツボ」にハマりました。

この本で特に興味をそそられたこと。
やはりオオカミと犬の関係ですね。
Googleで調べると色々出てきますが、犬の祖先は、ミトコンドリアによればアジア地帯の8匹のオオカミあたりに起源があるようなのです。『犬 ミトコンドリア 起源』

ではここで疑問。
現在、オオカミの仲間は各地で絶滅の危機に瀕してます。
そのため、『種の保存』という意味合いもあり、動物園で繁殖飼育が精力的に行われていますが、逆に考えれば、飼育、と言う『不自然な状態にあるオオカミが、累代飼育されること』で、犬的な行動パターンが現れてくるのではないか、と考えるわけですね。>もちろん私がですが。

もちろん、飼育に関わる人たちは極力人の手の介入をさせないよう、注意深く飼育しておられることも承知の上ですが、それでも人との関わりがあることは否定できませんし、大体展示してるんですから、(フツーに見に行けるわけで)明らかに「野生のオオカミじゃありません」

そういう疑問、ムツさんも持ってたんですね。
色々調べた結果を書かれてます。
彼の観察結果からすれば、数世代、と言うスパンではそんな変化は現れないみたいですね。
とても面白いことです。
犬は犬であってオオカミじゃないって事なんです。

犬は、犬になるときに、オオカミのような行動パターンの一部を捨てているようなのです。

それが彼の言う「共生」関係らしいです。

ってそりゃなんだ、なんですが。

こんな経験無いですか?

特に犬に指示したわけでもないのに、まるで自分の心を読んでいるかのように、犬が動いてくれている、っていう経験。
私はアルヴィンで何度もあるのですが。
(まぁ、奴はハスキーの血が入っているので、言っても聞かない時もあるけどね(汗)

アルヴィンには、介助犬のように「指示された物を持ってくる」事をユルーく教えてあります。(物品名で教えたのは「てぶくろ」だけなんだな、これが)
テーブルからうっかり落としたブラシやスプーン、箸、とか、「持ってきて」or「テイク」or「拾って」(指示語が複数なのは「わざと」です)で、すっと拾って持ってきます。ちょっと離れたところにあるものでも、「アレ」で指さすと、持ってくるんですよ。面白いでしょ?
細かく教えてないんです、私。
でもかぁちゃんの期待に応えたい、って、一生懸命考えて行動するんです。

たぶん、きっとこれがムツさんの言う「共生」関係なのかなぁ、って思うんですね。

そんな経験していましたので、私にとっては、とても面白く読めました。
ただ、ティーチインの際のお話を原稿に起こしたものですので、全体に散漫に走りがちな印象は否めませんが。

以前紹介したシーザーさんの「あなたの犬は幸せですか?」と併せて読むのをお勧めします。
一見逆のことを言っているようにも見えますが、どちらも「犬は犬であってオオカミでも人間でもない」と言うところでは一緒ですから。

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